TaTsuKiX009's blog

気になったコト、やってみたコト、考えてみたコトを、そこそこ書いてみる。

詳細設計書について

以下のブログを読んでいて、気になったので、紹介したいと思いました。

詳細設計書という名のゴミ | Gm7add9

 

詳細設計書、から導かれる印象は、「製造工程のインプット情報」ですね。

画面インタフェースだったり、バッチのファイルレイアウトだったり、入力チェック、ファイルチェックなどの詳細情報を記載したものと捉えています。

 

詳細設計書はゴミである、というご意見もごもっともだと思います。

私がゴミだな、と思ったのは、、、

  • ソースコードと詳細設計書が一致していない
  • (上記の結果)詳細設計書が古いままとなっている
  • そもそも詳細設計書がない(なくてもソースかけちゃうから?)
  • 詳細設計書の表記が曖昧で、コードに落とせない

 

反対に、あってよかったなと思ったのは、、、

  • ソースコードが分からなすぎて、全く理解できない時(詳細設計書が解析の手がかり。)
  • 問合せ等を受けた際に、ソースコードまで見なくても回答できる(一致が前提ですけどね。。。)
  • 設計書を書くと、何がしたいのか、目的を忘れず気づくきっかけになる
  • 上流工程で決めた要件が、落とし込まれているか確認できる

個人的には、詳細設計書を作ることには賛成なのですが、上記ブログにある通り、表記の揺れだったり、書き手のスキルレベルによって品質にばらつきが生じてしまうので、なくてもいいやと思うのも理解できます。

 

SIでは、設計書が大事といいつつも、納期なりコストなりの制約で後回しにされがちですよね。なくていいなら、作る必要ないとおもうのですが、ないと困るのも事実かなと思います。そもそも、どんどん担当が変わっていく中で、他人が設計、製造したものを面倒見るのが当たり前になってくるので、いかに負担なく理解できるかは、設計書の出来によるのではと思います。

 

なんの解決にもなりませんが、今感じてることをそのまま書いちゃいました。あしからず。